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大関ヶ原展 杏 島津義弘 [処世術]

<女優の杏さんも尊敬する島津義弘公!!>

現在開催中の「大関ヶ原展」

女優の杏さんがスペシャルサポーター。

そんな杏さんは歴女を自認する。

杏さんといえば、先日俳優の東出昌大さんと結婚したばかり。

この場をお借りして「おめでとうございます。」

歴女になったきっかけは、数々の時代劇に出演してきた父「渡辺謙」さんの影響か?

本日、最終回の池井戸潤原作のドラマ「花咲舞が黙ってない」も見所があったわい。

女「半沢直樹」か。

そういや、こじつけやないけど「堺雅人」さんも来年NHK大河ドラマ「真田丸」に出演。

今回の「大関ヶ原展」との絡みで言うと、拙者は「大坂方」ゆえ興味津々じゃ。

さて、この「大関ヶ原展」も残すところわずか。

現在開催中の「福岡市博物館」が最後(~10/4(日)まで)

「東京都江戸東京博物館」「京都文化博物館」の方はすでに開催期間終了。

拙者も、もっと早くに気づいておれば「京都文化博物館」に足を運んでおったじゃろ。

さて、そんな杏さんも尊敬する武将が「島津義弘公」だ。

「島津義弘公」といや歴史好きの方なら、ご存知。

そう、「関ヶ原の敵中突破」じゃ。

多勢に無勢の中、西軍不利と見た「島津義弘公」はなんと大胆にも「敵中突破」により戦場を離脱。

満身創痍の中、摂津国「住吉大社」まで逃れ、海路「薩摩」へ引き揚げるという壮烈な逃走劇が語り草になっておる。

まさに「兵法三十六計」にあるごとく「逃げるにしかず」を地で行く。

「住吉大社」といえば、拙者も先日久方ぶりにお参りしてきたわい。

どうやら、島津氏はこの「住吉さん」と深い関係にあるみたいじゃな。

「住吉さん」には、島津忠久公の誕生石もある。

さらに、「神功皇后」やいわゆる「住吉三神」といった「海の神様」と縁がある。

先日のブログでもご紹介した「治水神社」

こちらも「薩摩藩士」にゆかりがある。

島津絡みでいえば、島津日新公忠良が作成したといわれる「いろは歌」もご紹介しておきたい。

現在に活かす様々な知恵が載っておる。

まさに、日本の再生は「薩摩」か?

拙者には、ついに日本に「龍神さん」がよみがえってきたように見える。

このところ、政治経済どれをとっても問題だらけ。

そんな時代じゃからこそ、我々もこの「大関ヶ原展」から学ぶべきものがたくさんあるようじゃ。

「この混迷の時代、まさに一つ一つの判断が生き残るきっかけになる」

「大関ヶ原展」のテーマにあるように「必死になって生き残る知恵」を皆さんとご一緒に学んでいきましょう!!

拙者も、「執念でなんとしても生き残るぞ」



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「うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話」 [処世術]

 「うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話」 著者:阪口裕樹 発行:朝日新聞出版 

 <人間はあきらめない限りきっとやり直せる> 

 著者の阪口裕樹さんは、パワートラベラー。著者の生き様は、今の時代なら誰にでも一度は心に引っかかるのではないでしょうか? 不安と向き合う勇気や孤独な時間との闘い・絶望から脱出する気構えなど。著者は、大学卒業後、社会に出るも若くしてうつ病になり会社を退職。九州での住み込みのアルバイトなどを経る。大阪市西成区のいわゆる「あいりん地区」にてネットビジネスの作業などを必死にこなしながら自力で稼ぐ力をつけて生活困難な状況から脱出するまでの日常が描かれている。ここには「人間は何としても生きようとする意欲」が絶望から脱出するためのキーワードとなる。著者の先が見えない中での孤独な作業は特に強烈だ。

 <絶望から脱出しようとする日常との闘い> 

 現代社会は、様々な意味で生きづらいなぁと思います。当ブログの筆者も若者世代ですが、特に20代から30代の方は「失われた20年」とやらで有職者でも職場で肩身の狭い思いをされているのではないでしょうか?将来が予想できないだけに不安になります。努力はしていてもその成果が見えないことも大きいですね。また、一度でも無職になると急激に世間の風当たりもきつくなる。再チャレンジするのも気が重くなります。そんな中、必死にはい上がろうとする真摯な姿は他人事とは思えません。強く共感するところがあります。著者は、自力で生活費を稼げるようになるためネットビジネスに挑戦します。確かにネットビジネスはリスクが少なく再チャレンジする手段としては適しているようです。しかし、実際に経験してみると本当に孤独な作業の連続です。まず日常は人と会うことが少なくなる。非対面で孤独な作業なのでその精神的不安は並大抵のものではないでしょう。著者も主張するように「自分の頭を信じない」というのには説得力があります。対面での仕事なら人の顔が見えるだけにストレスはありますが、意思疎通もしやすいですし仕事の方向性も理解しやすいでしょう。しかし、非対面での仕事となると評価がすぐに反映されないことや良い先輩をまず見つけることからはじめる必要があります。しかもその先輩が信頼に足るかどうかも保証はないですし。それでもひたすら自分を信じて孤独な作業をしていきます。ついに数ヶ月して成果が出はじめます。ある日の著者とアパートで知り合った元ヤクザの方との会話。「充実感のない仕事だけはしたらあかん。」著者は、普通に外で仕事をしている人間に対してどうしても劣等感を抱いてしまうのです。その時から著者の仕事への取り組み方が大きく変化したようです。やはり再チャレンジするためには人との出会いがきっかけになるものですね。

 <きっとあなたにも何かがあります!!> 

 さて、まとめです。再チャレンジの結果で重要なのは「自分にできることはないか」を発見できた時からが勝負のようです。人はなぜ悩むのか?特に現代社会は意識して生きていかないと簡単に希望を失ってしまいます。どうしても人と比較することをしてしまいがちだから。そんな時にはこの本を読んでみて下さい。きっと、様々なヒントが見つかることでしょう。


タグ:うつ病
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「大人げない大人になれ!」 [処世術]

「大人げない大人になれ!」 著者:成毛眞 発行:新潮社(文庫)       

 <「大人げなさ」が注目されている!!> 

 著者は、元日本マイクロソフト株式会社の社長。長年、IT関連の会社にいたところからその若い視点が実にユニークだ。昨今、日本経済は閉塞感の中にあるようだ。政府や各企業は、成長戦略に従い様々な取り組みをしている。しかし、なかなか経済がうまく上昇軌道に乗らない。皆さんも「何か人々の経済行動が大きく変化したのが原因ではないか」などと分析されていることでしょう。モノ産業からコト(情報・サービス)産業への移行や95年あたりからはじまったIT革命の影響がやはり一番大きな変化だったのではないかと。現在移行中の経済社会がきわめて若者文化と親和性があることとも関連があるのかもしれません。そのような時代に、著者は<大人げなさの重要性>を主張します。                                   

 <大人げないってどういうこと?> 

 著者はこの本で「ネオテニー」という仮説を紹介しています。「ネオテニー」とは、進化生物学の仮説で動物が進化の過程で幼さの特徴を保持したまま成長することを意味する。これが必ずしも悪いイメージではなく、むしろ幼さゆえに成長する伸び代が期待できるという点で評価されている。柔軟性・好奇心など優れた能力を引き出す源泉ではないかと。これらの特徴は単に幼稚なものというわけではなく人間にとって根幹をなすくらい大事なものだと思います。<大人げなさ>とは、そのように肯定的に評価してもいいのではなかろうか。

 <新世代はやりたいようにやればいい?> 

 当ブログの筆者も若者世代ですが、「やりたいようにやればいいか?」と問われると正直簡単には返答できないです。しかし、世代を問わず柔軟に好奇心を持って生きていければよいとは思います。結局のところ人間は「今、ここに」集中して各人できるところから歩んでいけばいいのでは。そんな風に読みました。著者も主張しているように、もっと本が多くの人に読まれればなぁと。そんな時には、「大人げない大人になれ!」を読みましょう。巻末には様々な分野の優れた書籍も紹介されています。なにがしか人生のヒントになるのではないでしょうか。


タグ:大人げない
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