つんく つんく♂ [芸能]
<つんくさん、これからも応援してます!>
つんくさんは、拙者にとって青春そのもの。
1990年代は、まだ日本経済がバブルの頃だったらしい。
拙者は、その頃小学生なので実感はないが・・・
その頃、「シャ乱Q」はまだ結成間もない時期だったようで大阪城公園で頻繁にストリートライブをしていたみたいやね。
その「シャ乱Q」がブレイクしたのが、拙者が高校に入学した1995年。
「ズルい女」だ。
拙者は、男子校やったから、そのタイトルは刺激的やなと感じていたりもした。
ドラマの主題歌にもなったな。
そう、「Age35,恋しくて」の主題歌「いいわけ」だ。
拙者は、現在まさにそのAge35(笑)
高校生の時は、「大人の世界ってドロドロしてんねんなぁ。」と思とったけど、いつの間にやらその歳になってしもうたわい。
今のいわゆるアラサーから見て、同じようなドラマ作ろうとしても全然別世界のような感じがする。
まず、この世代は就職超氷河期世代でみな何らかの形で相当苦労してる。
今もその後遺症で生活が苦しい方も多くおられると思うのじゃ。
やから、そもそもこのドラマの内容の大前提である「結婚した主人公」という設定自体が成り立たない。
しかも、今時「不倫」ってその代償は高くつくよ。
なので、もし今のアラサー世代のプロデューサーがドラマつくったらと想像してみるとなかなか興味深いんじゃないかなぁ。
「女の人のヒモになってる男ニート?」とか。
作っている方もだんだん泣けてくるんじゃないか?
ドラマの話はここらで置いとくとしよう。
そう、「シャ乱Q」の話やった。
他にもたくさんの名曲があるね。
「シングルベッド」「上・京・物・語」とか。
拙者は「涙の影」かな。確か昔、夏の終わりにカラオケで歌った記憶がある。
そうや、あの頃は「カラオケブーム」やったな。
今の10代の子たちはどうかな?
ともかくもこの時期を経て、拙者が大学に入学するあたりからつんくさんは、「モーニング娘」をはじめ数々のプロジェクトに入っていかれた。
そこでも「ラブマシーン」他「日本を明るくしよう!」というような明るい楽曲たちが登場。
つんくさんって本当にいい人だ。
本年の話題でいうと、4月は母校である近畿大学にもゲスト出演されていたり。
苦しい喉頭がんが原因で歌手としての命である声帯を摘出されたり。
つくづく、つんくさんを見てると「生きるってすごいな」と思える。
こんな閉塞感のある世の中やけど、つんくさんのような先輩を見てると、「人生まだまだ捨てたものやない!!」と希望が湧き出てくるね。
そんなつんくさんは、この度本も出されるとか。
「だから、生きる。」(新潮社)
拙者は、つんくさんの書かれた本では「一番になる人」(サンマーク出版)がお気に入り。座右の書の1冊にさせてもろてる。
このところ「本離れ」がすさまじい勢いで進んでいるようやけど、やっぱし本をもっと読んでほしいね。
電車とかでスマートフォンいじるのもいいけど「本」を読んでる人は老若男女問わず美しい姿やと思うのじゃ。
ということで、最後はお説教みたいになってしもたけど。
ほんと、皆さんもつんくさんのように次世代に勇気と明るさを伝えることのできる大人になれるよう一緒に頑張っていきましょう。